2020年8月22日から23日にかけて放送された24時間テレビ
コロナで大変な状態の中でしたが、無事に放送も終えました。
が、しかし毎度この24時間テレビの問題が…
『[チャリティー]なのに出演者にギャラが発生してるって本当?』
などの声が多く…
高額のギャラが動いているらしく、
少ししょっくでしたね。
だって、『24時間テレビはチャリティ番組』ですよ。
24時間テレビのギャラ問題
このチャリティー活動によって集められた募金は、
全額が経費を差し引くことなく支援にまわされるとしている。
当然のことですよね。
日本国内において難のある状況下に置かれている人たちが、
この支援によって助かるのは事実だと思います。
しかしそんな中、以前から24時間テレビに対して、
問題が指摘されていることがあります。
それが、
『出演者、つまりタレントのギャラについて』なんです。
その問題なんですが、
今年もまたまた、視聴者から大きな注目を浴びていました。
ツイッターでは、さまざまな不満や批判が飛び交っていました。
それに視聴者以外の声…なんと、
今年は番組出演者もツイッターアカウントで、
「チャリティーは出演者は出演料を貰わないのが原則、
出演者に金が支払われ、スポンサーからも金が出る」として、番組への不満。
また、別のアカウントでは、
「24時間テレビを作る製作費を全部チャリティーに回せば良いんじゃね?
って毎年思ってたりする」
と、番組への製作費そのものを寄付した方が効率が良いと指摘もありました。
他にも
「全員ノーギャラで出演すべきだ。チャリティー番組の趣旨から外れている。
あんな偽善番組は大嫌い」
など、番組を「偽善」と称して批判する声も多く、
この問題…毎年恒例、もはや「お決まり」となっている感じがあります。
24時間テレビ、人々には募金を求め、出演タレント・スタッフ・関係各位には多額のギャラが払われている。そんな歪んだ構造に、私はどうも好きになれない
— H.M (@HM48082290) August 23, 2020
24時間テレビの功罪は色々あると思いますが、障害者の苦労などで視聴者の涙を誘い募金をさせるチャリティー番組で、高額のギャラを貰うタレントの神経ってどんなのか想像がつかない。
— 和泉守兼定 (@netsensor1) August 24, 2020
都がボラ募ったり
国が人を利用したりと…安倍晋三自民党や
小池百合子やらがやってる事と
同じ匂いのする
グゾ日テレの24時間テレビなど
俺は絶対見ない‼️国民には募金を募って
演者にはギャラを支払うって😡そんなのおかしいだろと
俺はいつも感じてる😤💢👊— カッパ⭐︎12 (@fNUtXyj0MXdit4i) August 21, 2020
24時間テレビの番組にかかるお金
24時間テレビは、
日本テレビ系列のチャリティー番組で、
1978年(昭和53年)から続く長寿番組です。
この番組で視聴者などから集められた募金は、
環境、福祉、災害復興などの支援に使われることになっています。
で、募金はよし!としても…
24時間テレビ出演者(タレント)のギャラですよ。
何年か前に、全部ギャラの金額が流出してしまったこともあったそうなんです。
私の知っていることは、
『マラソンランナーは1000万貰える!』
という話です。
まぁ、あのマラソンは決まった時点で放送される何ヶ月も前から
とりかかり、かならタレントの時間を束縛します。
と、体力的、精神的に大変な仕事?ですよね。
なので、個人的には
1000万貰えることに対して、驚きはなかったです。
が!!
今回改めて24時間テレビで動くお金のことを考えると、
募金はともかく、出演者のギャラはどうなんでしょう??
総合司会者 500万円以上
メインパーソナリティ 1000万円以上
パーソナリティ 500万円以上
マラソンランナー 1000万円以上
ドラマ出演者 200万円以上
CM収入 22億円以上
タレントのギャラの総額 2億から3億と言われています。
また、番組総制作費 『4億2000万円』とも言われています。
きちんと知ると、スゴくないですか!!この金額。
チャリティ番組なら、この莫大なお金…
寄付するべき!いえ、ギャラがあることがどうなんでしょう。
しかし、金額が凄すぎて
24時間テレビが放送することによってのこの金額…
批判があっても当然かもしれませんね。
全員ノーギャラが当たり前と激怒する芸能人たち
この24時間のギャラ問題ですが、
あのお笑い界の大御所・ビートたけしさんは、
以前に自身のラジオ番組で、
「出るなら全員ノーギャラにすべき」
「あんな偽善番組は大嫌い」と発言したそうなんです。
また、明石家さんま、所ジョージも同様の理由で、
出演を拒否しているようで。
特に、チャリティマラソンランナーに対しては、
多額のギャラが発生しているのではないかという疑問が、
毎年あるようですね。
「ランナーへの報酬は1000万円」なる噂?は、
もう事実であるかのように広まっています。
私も知っていたぐらいですから。
日本テレビの番組制作側の言い分としては、
「基本的にボランティアでお願いしております。
しかし、拘束時間の長い方など、場合によっては
謝礼という形でいくらかのお支払いをしております」
と発表しているのに、
なぜ、『ギャラ問題』がこんなに騒がれるのか?!
と、暗~い話ばかりでもないんです。
ギャラを寄付しているタレントさんも多くいらっしゃるようで、
24時間テレビ嫌いなんだよね。障害を持ってる子や、難病の子達の物語を放送して同情を買ってる感じが嫌。あれ、チャリティー番組なのに出演者ちゃんとギャラ貰ってるけど世界のYOSHIKIはギャラ断ったって話が大好き。
— 桐谷おかめ (@Danielokame3) August 22, 2020
今年も24時間テレビをやってんだけどさ、これは出演者が高額なギャラを貰うという世界でも珍しい「チャリティ番組」なのよね。氷室京介なんて東日本大震災復興支援ライブで集めた7億円近いおカネの全額を寄付しているんだよ。ここら辺の品性というか人格をちっとは見習えよ。https://t.co/gAHctJkuuj
— まりなちゃん (@t2PrW6hArJWQR5S) August 22, 2020
それに、24時間テレビと言えばの、萩本欽一さんです。
『さすが!欽ちゃん』と言った感じ!
欽ちゃんがギャラ吊り上げて承諾した後で
全額寄付も
確か第1回だったような!
調べればわかるが…。
初代総合司会の萩本欽一氏は
粋な事してたよね‼️https://t.co/mK09P6BPjV— スマホ修理桑名駅前 ・レンタルルーム i-SS本部桑名店 (@IS_coltd) August 23, 2020
チャリティ番組の在り方
デーブ・スペクターさんもチャリティー番組における出演者のギャラ事情について、
批判の声を上げていました。その理由は、
”海外でのチャリティー番組はノーギャラが普通”
デーブさんによると、アメリカのチャリティー番組では
どんなに有名なハリウッドスターであっても、
すべてノーギャラが普通 なのです。
以前、アメリカの一部地域が、
ハリケーンによる甚大な被害を受けた際には、
そうそうたるスターたちが寄付金を募る番組に出演していました。
もちろん、彼らは全員ノーギャラでの出演で、
さらに番組中のCMもいっさいなかったそうなんです。
そんな海外の事情に詳しいデーブさんだからこそ、
『チャリティー』をかかげているにもかかわらず、
ギャラについて不透明な日本のチャリティー番組に、
対して、不信感があったからこそコメントをされたのだと思います。
この投稿には多くの『いいね』が付き、
「ど正論」「その通り」と共感を集めていました。
24時間テレビは、チャリティ番組です。
一般の方に『募金を募る』立場なら、
海外と同じように、ノーギャラでの出演とするべきかもしれませんね。
でも、そうなると…
出演するタレントさんが、変わってしまう可能性もありそうです。
”チャリティ番組だからこそ”
の24時間テレビでいてほしい!と考えます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。